今年前半のトヨタ自動車は、部品メーカーの爆発事故や熊本地震が相次ぎ、東日本大震災以降、力を入れてきたサプライチェーンの状況掌握と的確な対応が問われる日々となった。一方で、プラットフォーム周りを主体に、幅広い車種に活用できる部品や構造を車両開発に先んじて仕込むTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)や先進技術の取り込みが本格化してい…