2016年度は折り返し地点に差し掛かり、国内の総需要が2年連続で500万台割れになりそうな状況が見えてきた。乗用車と需要構造が異なる商用車を手がけるトラックメーカーは市況をどのようにとらえ、体質強化策を考えているのか。普通トラック市場で43年連続で首位の座を守る日野自動車。顧客である輸送、建設業界の経営環境が目まぐるしく変わる中で、大事にしている…