国土交通省は3月、所管する運輸部門や建設現場などの人手不足に対応して、この労働力の減少を生産性の向上によってカバーする新方針「生産革命」を打ち出している。新たに組織横断型の生産性本部を立ち上げ、石井啓一大臣自らが本部長につき陣頭指揮をとる体制を整え、経済成長戦略を下支えする考えを示した。国交省は、2016年を“生産性革命元年”と位置づけ、国民生活…