自動車販売界にとって、この2、3月は年間最大需要期。昨年の新車販売実績は123万台で、年需の約4分の1を稼ぎ出すかき入れ時だ。厳しさを増す景況感に加え、今年は4月からの総額2千億円規模の自動車減税による買い控えも見込まれる。各社はあの手この手で誘客し、需要の盛り上げに躍起だ。かつてのような新卒需要は「今や昔」(販売関係者)といわれるものの、なんと…