従来品(左)と同一外径で、内径を大幅に拡大できるHRX19(右2本)

新日鉄住金は20日、東京都千代田区の本社で会見を開き、商用水素ステーション向けの高圧水素用ステンレス鋼「HRX19」を開発したと発表した。従来の鋼材に比べて約2倍の強度を持つことから、水素移送用の配管を40%薄肉化できるという。既に岩谷産業や東京ガスなどが開設している水素ステーションの過半数に採用されており、今後も50%を超えるシェアを目指してい…