富士重工業は、部品メーカーに対する原価低減要求を緩める方向で検討に入った。国内主力工場の群馬製作所(群馬県太田市)周辺にある協力関係が深いサプライヤー二十数社を対象に、2014年度下期(10~3月)分から実施する。具体的な軽減幅は今後詰めるが、15年度も継続する見通しだ。円安効果により富士重の業績は上向いているが、サプライヤーの中には資材調達のコ…