(撮影=岸田 正幸)

何ごとも、他人よりも上手になったり強くなったりするためには子どもの頃から始める、それも早ければ早いほどいいと思われがちだ。しかし、日米のプロ野球で大活躍、40歳になる今シーズンも現役として臨む川上憲伸投手が本格的に野球を始めたのは小学校6年生の時と意外に遅かった。球春到来に備えての自主トレーニング中にインタビューの時間をいただいた。(編集委員・小…