日本銀行大阪支店がまとめた昨年12月の近畿地域金融経済概況(近畿の景気)は、消費増税に伴う駆け込み需要の反動減がみられるものの、引き続き緩やかに回復していると判断した。輸出判断では「電気機器を中心に増加している」と引き上げた。個人消費では、自動車など耐久財販売の回復が遅れ気味とする。輸出では、スマートフォン新製品向け出荷が好調で、北米向け電池や建…