急激な景気後退や雇用不安による影響は中古車小売りにも波及している。各社とも10、11月は小売り、卸ともに苦戦した。その一方で、ガソリン価格の下落による高価格車両の需要回復が見られるなど、厳しい市場環境下でも市場活性化に向けた機運も高まっている。2009年も景況感の悪化は続く見通しだが、各社は品ぞろえの充実や広告展開の強化といった小売り振興策を打ち…