「恐慌の年にクルマ屋を始めたから」―。2009年を迎え、昨年の厳しい新車販売の流れを受けても、1929年、恐慌の年に創業した山口日産(末富喜昭社長)はひるまない。原爆の廃墟から再起した広島トヨタ(藤井一裕社長)は「厳しいときこそ、積極的に、元気に」と力説。そこには創業以来、幾多の困難を乗り越えてきた先人たちのリーダーシップやそこで働く人々の情熱を…