政府が人口急減・超高齢化対策に乗り出す。流れを変えるための社会制度・システム改革を2020年度をめどに実現し、50年後のわが国人口1億人保持を目指す。6月末に閣議決定する「経済財政運営の基本方針(骨太の方針)」に盛り込む意向だ。少子高齢化の進行で、わが国の労働力人口は1998年をピークにすでに減少傾向に入っており、中長期的に成長力の低下要因になり…