新興国対応もにらんでエンジン技術を磨いていく(写真はブラジル工場の生産ライン)

「将来的に新興国各国で燃費、排出ガス規制が強化されると、低コストで環境性能の高い内燃機関を持っているメーカーが台頭する可能性がある。勢力図が塗り替わることを危惧している」。2月、トヨタ自動車の部品協力組織、協豊会はトヨタ幹部を講師に招いて経営者向け講演会を開いた。テーマは新興国事業を統括する第2トヨタの重点課題。参加した部品メーカーの首脳らによる…