三菱自動車は2014年度からスタートさせた新たな「中期経営計画」で、世界小売り販売台数を最終となる16年度に13年度実績比36.6%増の143万台に引き上げる。同社は経営で長年の重荷だった優先株処理を果たしており、三菱自が飛躍を目指す上で現中計の達成は必須だ。同社は商品面で得意とする電動車両やSUV、さらに市場拡大が続く新興国戦略を成長エンジンと…