「年に2回の健康診断と作業環境の測定が義務付けられたが、適切に対応していただきたい」とは、埼玉県自動車車体整備協同組合の福本光男理事長。塗料や溶剤中のエチルベンゼンに発がん性が認められたため、労働安全衛生法の関係省令による規制が強化され、車体整備工場もその対応に迫られている。一方で、車体整備業界は、事故補修後の検査(車検)や工場の認証制度などをか…