オートバックスセブンは11日、ネクステージと中古車の在庫情報のオンライン連携に関する新システムを構築し、運用を始めたと発表した。全国に約400店舗ある中古車の買い取りや小売りを手掛ける「オートバックスカーズ」で、ネクステージが持つ在庫の閲覧と販売が可能になった。中古車需要は根強いものの、足元では流通量が不足気味で仕入れ環境が悪化している。ネクステージの一部の在庫をオンラインで共有することにより、品ぞろえを強化し、オートバックスカーズ各店の販売力を高める狙いだ。
新システムは、ネクステージが10月に立ち上げた中古車事業者向けの在庫共有サイト「ネクステージストック」を活用する。同社によると、現在約2万4千台分の在庫車を掲載しているという。オートバックスカーズの加盟店は修復歴がなく、展開図で傷などの車両状態を確認できる車両を顧客に販売できるようになった。
オートバックスカーズでは、車両とカー用品の同時購入で価格を割り引くサービスなども行っている。中古車の商品競争力を高めることで、タイヤやホイール、内外装パーツなどの提案も強化していく考えだ。
一方、ネクステージ側は、全国に販売網を持つオートバックスセブンと組むことで、中古車の業販を増やせる利点がある。在庫共有サイトの活発な運用にもつながることから、業績拡大も見込めるとみられる。
















