スズキ、初のEV「eビターラ」1月に発売 価格は399万円

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  • 2025年9月17日 05:00

 スズキは16日、同社初の電気自動車(EV)「eビターラ」を2026年1月16日に発売すると発表した。インドのグジャラート工場で生産し、日本に輸入する。安価なリン酸鉄リチウムイオン電池(LFP電池)や部品共通化などにより、価格は399万3千円(消費税込み)からとした。世界戦略EVと位置付け、日本や欧州、インドなど100カ国で販売する。

 商品コンセプトは「エモーショナル・バーサタイル・クルーザー」で、EVの先進性とSUVの力強さを両立したデザインを目指した。Bセグメント車で本格的な電動四輪駆動(4WD)としたことも特徴だ。同日、都内で開いた発表会で鈴木俊宏社長は「これまでのEVにない魅力満載の車で、新市場を切り開くモデルになると確信している」と語った。

 バッテリーは国内メーカーでは初となるLFP電池を採用。容量は49キロワット時(二輪駆動車)と61キロワット時を用意した。航続距離(WLTCモード)は49キロワット時で433キロメートル、61キロワット時では2WDが520キロメートル、4WDが472キロメートルだ。eアクスルはデンソーとアイシン、トヨタ自動車による共同出資会社のブルーイーネクサス製を採用した。

 内装では、スズキ初となるデジタルコックピットを採用。10.1インチのセンターディスプレーと10.25インチのメーターディスプレーを同一平面上に配置した「インテグレーテッドディスプレイシステム」を採用した。メーターディスプレーでは、中央に表示する電池残量や航続距離などの部分は変えられないが、ナビゲーションや再生中の音楽表示などはカスタマイズできるようにした。

 国の「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)」は87万円。電池容量49キロワット時モデルの場合、実質負担は312万3千円(消費税込み)となる。鈴木社長は「補助金とか値引きに頼らずにEV市場を形成したい。実力をしっかり黎明(れいめい)期でつけていくことが必要だ」と語った。

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