極東開発、フル電動ごみ収集車に「エルフEV」追加 騒音低減 作業性が向上

  • 交通・物流・架装
  • 2025年4月25日

 極東開発工業は、電気トラック(EVトラック)ベースのフル電動ごみ収集車「eパッカー」に、いすゞ「エルフEV」の架装車を新たに加えたと発表した。エルフEV専用のボデー容積4.0立法メートルの排出板押出式プレス式(プレスパック)と、同4.4立法メートルのダンプ排出式回転板式(パックマンチルト)の2車種をラインアップする。架装部を対象とする最長10年のフルメンテナンスパックを用意した。同社の直営・提携サービス工場でメンテナンスに対応する。

 キャブバックに電動PTO(動力取り出し装置)を搭載。走行・作業ともにフル電動で、排気ガスや二酸化炭素(CO2)の排出をなくすと同時に、エンジン車と比べ騒音を低減した。積み込み性能や投入口の高さなどはエンジン車同様とし、作業性を確保した。リース販売のため価格は非公表とする。

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