いすゞ自動車は23日、トラック「フォワード」に車両総重量(GVW)15トン以上のモデルを追加して発売した。米カミンズと共同開発した新型のディーゼルエンジンを搭載。プラットフォームの基本構造も一新して海外向けモデルと統一したほか、ホイールベースも変更し、前後軸重の重量バランスを最適化することで積載能力を高めた。販売計画はシリーズ全体で年1万6千台。
新たに追加したのはGVWが16トン、20トン、22トンの仕様。これに搭載したエンジン「DB6A」は、いすゞとカミンズのパートナーシップ締結による第一弾となる。直列6気筒で排気量は6.7リットルとし、従来型に比べて1リットル以上のダウンサイジングを実現。また、排出ガスの後処理装置を小型化するなどし、数百キログラム軽量化した。最高出力は220キロワット、最大トルクは1081ニュートンメートル。
価格は「2DG―FVZ26U4」型で1579万9300円(消費税込み)など。

















