いすゞ、中型トラック「フォワード」にGVW15トン以上の仕様を追加

米カミンズと共同開発のディーゼルエンジン搭載

  • 自動車メーカー
  • 2024年7月24日

 いすゞ自動車は23日、トラック「フォワード」に車両総重量(GVW)15トン以上のモデルを追加して発売した。米カミンズと共同開発した新型のディーゼルエンジンを搭載。プラットフォームの基本構造も一新して海外向けモデルと統一したほか、ホイールベースも変更し、前後軸重の重量バランスを最適化することで積載能力を高めた。販売計画はシリーズ全体で年1万6千台。

 新たに追加したのはGVWが16トン、20トン、22トンの仕様。これに搭載したエンジン「DB6A」は、いすゞとカミンズのパートナーシップ締結による第一弾となる。直列6気筒で排気量は6.7リットルとし、従来型に比べて1リットル以上のダウンサイジングを実現。また、排出ガスの後処理装置を小型化するなどし、数百キログラム軽量化した。最高出力は220キロワット、最大トルクは1081ニュートンメートル。

 価格は「2DG―FVZ26U4」型で1579万9300円(消費税込み)など。

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