OKIエンジニアリング、硫黄腐食試験法を開発　車載電子ユニットの信頼性確認

  • 自動車部品・素材・サプライヤー
  • 2018年9月5日
硫黄腐食試験。シャーレに入れた硫黄粉（下段）を恒温槽の中で熱し、ＥＣＵ（上段）内部の回路の腐食を調べる。試験時間は１千時間。
硫黄腐食試験。シャーレに入れた硫黄粉（下段）を恒温槽の中で熱し、ＥＣＵ（上段）内部の回路の腐食を調べる。試験時間は１千時間。
コネクターなど小型部品は、ビーカーの中に入れた硫黄粉をオイルバスに浸して熱し腐食を確認する
コネクターなど小型部品は、ビーカーの中に入れた硫黄粉をオイルバスに浸して熱し腐食を確認する
ＬＥＤヘッドランプ用ＥＣＵ。ゴム部品の硫黄含有量の増加にともない、内部回路の腐食を検査が欠かせなくなりつつある
ＬＥＤヘッドランプ用ＥＣＵ。ゴム部品の硫黄含有量の増加にともない、内部回路の腐食を検査が欠かせなくなりつつある

　沖電気グループで電子ユニットの信頼性評価などを展開するＯＫＩエンジニアリング（ＯＥＧ、柴田康典社長、東京都練馬区）は、ゴム部品から発生した硫黄（Ｓ８、八硫黄）ガスによる車載機器の腐食を評価する「硫黄腐食試験」の手法を開発した。今月半ばにも...

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