豊田合成、名古屋大付属病院にコロナ対応防護服200着を提供 エアバッグ生地を使用

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  • 2020年6月6日

 豊田合成は、新型コロナウイルスに対応する防護服200着を名古屋大学医学部附属病院などの医療機関に提供した。

 同社は、エアバッグ生地を製造する東洋紡、中国の縫製メーカーである華利達服装集団有限公司(江蘇省)と共同で、エアバッグの生地を使った防護服を生産している。エアバッグ生地はナイロンをシリコンでコーティングしており、空気を通さないため防護服に転用できる。洗って繰り返し使うことも可能だ。

 同社は引き続き、防護服を医療機関に提供するほか「今後も医療現場のニーズに応じた支援活動に取り組む」としている。

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