トヨタ自動車は、3列シートSUV「ハイランダー」の電気自動車(EV)モデルを世界初公開した。北米市場に投入する4車種目のEVで、米国ケンタッキー州のトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ケンタッキー(TMMK)で生産する。販売は2026年後半を予定している。米政府による購入補助金の廃止を受けて足元のEV需要は低迷しているが、中長期的な市場拡大をにらみ、今後もEVモデルラインアップの拡充を進める。
ハイランダーのEVモデルは「bZ」「C-HR」「bZウッドランド」に続く車種。米国トヨタとして初の3列シート車のEVとなる。バッテリー容量は街乗り向けの76.96kWhと、航続距離を伸ばした95.82kWhの2種類を設定する。95.82kWh仕様では320マイル(約512km)以上の航続距離を目標に開発を進める。
グレードは「XLE」と最上級「リミテッド」を展開し、前輪駆動、四輪駆動をラインアップする。北米充電システム(NACS)ポートを搭載しており、米国内の急速充電網に対応する。
バッテリーはノースカロライナ州に新設したバッテリー組立工場と、サプライヤーから供給を受ける。ノースカロライナ州の電池工場はトヨタ初の米国電池生産工場。30年までに年間30GWh以上の生産が可能になるという。
トヨタの2025年暦年の北米EV販売台数は前年比27.4%減の約2万6000台だった。

















