トヨタ自動車は2月6日、佐藤恒治社長(56)が4月1日付で副会長に就任する人事を発表した。後任の社長・CEO(最高経営責任者)には近健太執行役員CFO(最高財務責任者、57)が就く。同社の社長交代は3年ぶり。佐藤氏は新設する「チーフ・インダストリー・オフィサー」(CIO)に就任する。佐藤氏は6月の株主総会で取締役から退任する。創業家出身の豊田章男会長(69)は続投する。佐藤氏は豊田氏の後任として2023年4月に社長に就任した。
佐藤氏は26年1月1日付で日本自動車工業会(自工会)会長に、25年5月には経団連の副会長にもそれぞれ就任していた。
同社は、社長交代の理由として「国際競争力の強化を図るために(佐藤氏が)自工会の会長として果たす役割が大きい」とした。
その上で、近氏が選任された理由としては「『稼ぐ力』の強化、『損益分岐台数の改善』が足元の重要課題であり、近氏がCFOとして、収益構造の改善に最前線であたっており、ウーブン・バイ・トヨタで経営経験を積んでいる」とコメントした。
近健太氏(こん・けんた) 1991年3月東北大学経済学部卒。同年4月トヨタ自動車入社。2018年6月常務役員。その後、経理本部本部長やCFO(最高財務責任者)を経験。21年6月取締役・執行役員、22年4月同副社長などを経て、現在は執行役員、モビリティ3.0オフィス担当、CFOを務める。1968年8月生まれ、57歳。
(2026/2/6更新)



















