旧村上系ファンドのエフィッシモ、ソフト99に追加TOB 経営権取得も視野に

  • カー用品・補修部品
  • 2026年1月22日 15:30

旧村上ファンド出身者が設立した投資ファンド「エフィッシモ・キャピタル・マネージメント」は1月21日、ソフト99コーポレーションへのTOB(株式公開買い付け)を追加で実施すると発表した。

エフィッシモは、ソフト99の田中秀明前社長によるMBO(経営陣が参加する買収)への対抗TOBが成立。2025年11月に議決権ベースで約36%を保有する大株主になった。

今回の追加TOBの実施により、発行済み株式数の約64%に相当する1379万762株を、対抗TOBと同額の1株4100円で買い付ける。取得総額は約565億円。買付予定数の下限と上限は設定しない。

エフィッシモは対抗TOBで取得した株式が総議決権の3分の2以上に達しなかった場合は、追加でTOBを実施する方針を明らかにしていた。エフィッシモは追加TOB実施の目的について、(対抗TOBに)応募しなかった対象者の株主に再度の判断の機会を提供するとともに、「(ソフト99の)中長期的な企業価値を向上させるため、公開買付者グループが対象者に対する一定の影響力を確保する」ためとしている。

エフィッシモの追加TOBは、ソフト99の経営権取得を意図した動きとみられる。ソフト99は26年1月1日付で小西紀行元常務が社長に就任。現在も約3割の株式を保有する創業家の判断も含めて、新体制の下で、経営権をめぐる駆け引きが続くことになりそうだ。

関連記事