ホンダは4日、2026年2月に発売予定の新型「CR－V」の先行予約受付を12日から始めると発表した。すでに北米や中国などで発売しているが、日本仕様はデザインを一部変更したほか、日本限定の「RSブラックエディション」を設定した。日本での生産は22年8月末に終えており、新型はタイで生産して輸入する。

　パワートレインは、第4世代のハイブリッド機構をベースに、CR－V専用のハイ／ロー2段のエンジン直結ギアを装備。ギアレシオも専用設定とした。また、国内向けとして初めてローギアでのエンジンドライブモードも設定した。

　外観デザインは歴代モデルの先進性やスポーティーさを引き継ぎながら、力強いシルエットとした。車内では、ステアリング角度をより垂直に近くしたことでセダンのような運転感覚を実現した。後席は足元のスペースを先代モデル比で16ミリメートル拡大。後席のリクライニングも先代の2段階から8段階に増やした。

　RSブラックエディションには運転支援システム「ホンダセンシング360」を設定する。

　価格は、2月の発売時に発表する。