日野、認証不正の大型用エンジン「E13C」が型式指定取得 プロフィアを12月下旬から出荷再開

  • 自動車メーカー
  • 2025年11月22日

日野自動車は11月21日、認証不正問題で型式指定取り消し処分を受けていたエンジン「E13C」を搭載した大型トラック「プロフィア」について型式指定を受けたと発表した。2025年モデルとして12月下旬から出荷を再開する。

型式指定を受けたのは排気量13リットルの大型向けエンジン。日野は22年3月にエンジンの排出ガスや燃費の不正が発覚し、計7機種のエンジン搭載車の出荷を停止した。中型エンジンの一部で型式再申請を見送ったものの、今回のE13Cの再指定により、ほとんどの車種が出荷を再開することになる。

E13C搭載車の出荷再開には3年超を要した。日野は「二度と不正を起こさないため、引き続き、経営・組織風土・クルマづくりの『3つの改革』の手綱を緩めずに推進する」とコメントした。

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