米国カリフォルニア州、商用車の新車販売でZEVの販売義務付け 2035年にZEV比率を最大75%へ

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  • 2023年4月4日

 米カリフォルニア州は3月31日、トラックなど商用車の新車販売で、2035年に電気自動車(EV)をはじめとしたZEV(ゼロエミッションビークル)の比率を最大75%に引き上げる規制が、米環境保護庁(EPA)に承認されたと発表した。電動化の技術的な課題が多い商用車でZEVの販売義務付けは同州が世界初となる。

 同州は20年6月、35年の段階で車両総重量2.7~6.4トン車では55%、6.4~15トン超車では75%、セミトラクターでは40%の新車でそれぞれZEVの販売義務付けを打ち出した。これがEPAに承認された。また45年までに大型車の100%ZEV化を目指している。

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