ホンダ、米国オハイオ工場を改修してEV生産へ 1000億円超を投資 LGとの電池工場もオハイオ州に決定

  • 自動車メーカー
  • 2022年10月13日

 ホンダは11日、電気自動車(EV)の本格生産に向けて米国オハイオ州にある既存3工場で総額7億ドル(約1020億円)を投資すると発表した。同時に韓国の電池メーカーであるLGエナジーソリューション(LGES)と合弁で開設予定のEV用バッテリー生産工場の建設地も同州に決めたことも発表した。ホンダはこれらの工場を北米におけるEV生産のハブ拠点として成長させていく方針だ。

 四輪車用のパワートレインを生産するアンナ・エンジン工場でバッテリーケースを製造する。LGESとの合弁のバッテリー生産工場ではバッテリーモジュールを製造し、メアリズビル工場でケースとモジュールを組み合わせ、バッテリーユニットを製造する。

 四輪車を生産するメアリズビル工場とイーストリバティ工場では、2026年から北米で発売するEVプラットフォーム「eアーキテクチャー」を採用したEVを生産する。

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