ホンダ、鈴鹿工場の生産 8月上旬は計画比3割減 寄居工場も1割減 ヴェゼルやステップワゴンなどに影響

  • 自動車メーカー
  • 2022年7月23日

 ホンダは21日、8月上旬の鈴鹿工場(三重県鈴鹿市)の生産台数が5月の決算発表時点の計画と比べて3割減少すると発表した。世界的な半導体不足やコロナ禍の影響などで部品の調達が滞っているため。寄居工場(埼玉県寄居町)の生産台数も計画比で1割減らす。

 生産制約を受ける主なモデルは、鈴鹿工場で生産する軽自動車や「ヴェゼル」と寄居工場で生産する「ステップワゴン」や「シビック」。ホンダの国内生産は、6月に通常稼働に戻ったものの、7月に鈴鹿工場の生産台数を1割減らしていた。8月上旬までさらに影響が拡大することになる。

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