ボッシュ、2024年から燃料電池の本格生産開始 専門企業との提携強化

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  • 2020年12月21日

 ロバート・ボッシュは、2024年に商用、産業用燃料電池の本格生産を開始すると発表した。燃料電池技術を専門とするセレス・パワー社との提携を強化する。今後4年間で数億ユーロを投資する。年間生産目標は約200メガワットを見込む。

 セレス・パワー社と連携し、18年に燃料電池システムのプロトタイプを生産した。24年には、固体酸化物形燃料電池技術をベースとする分散型電源の本格稼働を予定する。

 主にドイツ国内の工場で生産を見込む。昨年から150人を増員し、250人の技術者を配置した。

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