オートアフターマーケット注目製品特集

  • 2020年3月31日
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関西ペイント販売「オール水性 有機則フリーシステム」

 関西ペイント販売は、板金塗装(BP)業界で年々強化される労働環境への配慮や法規制、人材の確保・育成などの問題に対し、さまざまな製品を開発、事業者へ提案している。その中でも近年、前面に打ち出しているのが有機則適用外(フリー)をはじめとする国内の法規制に対応した業界初の水性塗料システム「オール水性 有機則フリーシステム」だ。

 「オール水性 有機則フリーシステム」は、カラーベースの「レタンWBエコ EV」をはじめ、製品化が難しかったプラサフ、クリヤーまでのすべてにおいて水性化を実現し、有機則非該当化を達成した画期的なシステム。作業者の健康に配慮し、安心安全な作業環境を実現することで人材確保にもつなげられる。システムとして発売開始した2018年以降も製品のリニューアルや追加などバージョンアップを定期的に行っており、よりよいシステムの構築を進め、ますます注目度を上げている。

 このほか同社では、調色作業の標準化や人材育成を目的にした「AI(アイ)カラー システム」の開発、また、塗料の導入から導入後の研修などBP工場のニーズに応えるサポート体制を敷くなど、さまざまな事業者支援を行っている。

【お問い合わせ先】

http://www.kansai.co.jp/

TEL:03-5711-8903

あかつき「レジオン ライトバー LED」

 レッカー車の制作、レッカー用品販売など幅広い業容を通じてレッカー事業をサポートしているあかつき(吉岡輝昌社長、神戸市西区)。自社でロードサービス(RS)を兵庫県南東部・大阪府全域で行っている中で、現場隊員の安全性、作業の利便性を考えたRSに役立つアイテムを各種取り揃えている。海外の専門メーカーをはじめ幅広い製品をラインナップしており、ライト関連やフック・チェーン、アクサセリーなども随時市場投入している。

 昨年リリースした新製品、JULUEN社製LED警光灯「レジオン ライトバー LED(赤・黄・青各色)」は、スタイリッシュで薄型ながら集束光タイプのLEDを採用。斜めからの視認性にも優れ、緊急走行中や現場での安全性にも配慮されている。主な仕様は、12.24Vマルチ対応(EMC機能付)、スピーカー内蔵、防塵・防水、7種のフラッシュパターン、交換可能なLEDヘッドと充実している。本体はアルミ基材の採用で強度と放熱性を両立。長さも1252mmから1838mmと各種様々な緊急車両・作業車両に対応し、重機搬送車等に小型タイプ(緑LED)もラインナップする。

【お問い合わせ先】

akatsuki-towing.co.jp

TEL:03-5408-0024

グラスウエルドジャパン「グラスウエルドウインドリペアシステム」「T―Hotbox」

 グラスウエルドジャパンの「グラスウエルドウインドリペアシステム」や板金ツール「T―Hotbox(ティーホットボックス)」は、「特定整備制度」で不可欠なエーミング作業を伴わないシステムだ。「簡潔・安全・短時間で技術を習得できる」をコンセプトにしており、自動車整備や板金塗装(BP)などの事業者から注目を集めている。

 このうち、グラスウエルドウインドリペアシステムは世界トップクラスの真空力を持つ製品で、簡単な操作で綺麗な仕上がりが実現するため、女性や初心者でも簡単に習得できる。また、高いコストパフォーマンスを発揮し、現場の作業負担の軽減にもつながる。

 一方、ティーホットボックスはIHの強力加熱で鋼板を膨張させて補修する画期的な製品で、粗出しなどの板金作業の補助やスタットの代用などに最適だ。軽量、コンパクトな設計のほかに短時間で作業でき、修理後の熱絞り作業も簡単に行える。また、高張力鋼板に対応し、塗膜をこがさないなどの特長がある。

 これらの製品を導入すれば、整備やBPなどの事業者にとって現場の効率化や技術者の早期育成などが可能になるとともに、人材不足の解消にもつながる。

【お問い合わせ先】

http://www.gw-ccj.com

TEL:075-721-5789

エーティティ「デジカタ」

 エーティティは、自動車整備事業者やガソリンスタンドなどの車両販売支援ツールの開発を続けている。

 パソコンをはじめスマートフォンやタブレット端末などのウェブ上で車両情報を提供する「デジカタ」は、一般ユーザーの車両購入の検討材料となる安全運転支援システム、機能や装備などの情報を一元化しているほか、搭載の有無が確認できるなど、ユーザーにとって競合車両を比較しやすいという特徴がある。また、実車が走行する動画もウェブ上で公開するなど、ユーザーが安全運転支援システムなどの仕組みをイメージできる仕掛けも盛り込んでいる。このため、店舗に実車がなくても、インターネットの接続環境さえ整えば、営業員は売れ筋商品を素早く簡単に来店客に説明できる。人手不足に苦慮する事業者の課題解決にも大いに期待できる。今後、軽自動車の現行モデル全ての掲載を予定するほか、「車種別運転支援システム比較」などの機能を新しく追加する。

 また、整備業向けでは車検や定期交換部品などの重要性をパソコンやタブレット端末などを使って映像で見せる「Mobile SIGNAGE(モバイルサイネージ)」や車両情報の検索システムなども揃えている。

【お問い合わせ先】

https://att-lab.com

TEL:06-6966-1440

ツールプラネット「VeDis 3 Plus」

 現場主義の商品を輩出し続けるツールプラネット。その注目商品のひとつが、輸入車の診断・整備に特化したフルサポート完備の商品として人気を集める「VeDis 3 Plus」。このモデルの最大の特長は、ハードとソフトの両面から追求された使い勝手のよさだ。

 本体画面にはアンドロイドOS搭載の10インチタッチ大スクリーンを採用し、大きく見やすい画面づくりだけではなく操作性の高さにもこだわった。

 性能面でもトラブル追及が非常に困難な輸入車に対して申し分ない実力を持つ。故障コードの読取、消去など自己診断から実測値のデータモニタリング(グラフ表示可能)、アクティベーション機能、輸入車に多い各インターバルランプリセット、カスタマイズ機能、電子制御装置の初期設定や初期学習、そしてECUコーディングに至るまで幅広い機能を搭載しているので、あらゆるシーンで多様な使い方ができる。充実の2年間無償ソフトウェアアップデートが付属されている他、ワンクリックでのWi-Fiアップデート、Wi-Fi印刷、そして故障の修理方法などのサポートホットラインまでもが1年間付いている。

 ハイスペックなハードウェアに最強のソフトウェアを搭載した「VeDis 3 Plus」は、いわば「輸入車業界待望」のモデル。今後の整備業界において、輸入車を扱う際の頼もしいパートナーとなってくれるスキャンツールだ。

【お問い合わせ先】

http://www.toolplanet.jp/

TEL:058-246-1733

バスク「AirSafe」「AirBallTB」

 タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)のエアセーフを販売するバスク(小笠原孝嗣社長、埼玉県志木市)は、6月にトラック用「AirBallTB」の発売を予定している。乗用車用でスナップインタイプの「ASーCV2」と、15インチ以上のアルミホイール専用でクランプインタイプの「ASーSV2」も含め、全方位でTPMSを展開する。

 新発売の「AirBallTB」は、TPMSセンサーが、世界初のボール状となっており、タイヤ内部へ投げ入れるだけで作業が完了する。これまで取り付けにかかっていた時間や費用を、大幅に抑えることができる。最大22輪まで対応し、多くのタイヤを装備した大型トラックへも導入しやすい製品。

 センサーはタイヤ内部で転がり、空気圧とタイヤ内温度を監視する。データはブルートゥース(2.4GHz帯)で送信され、タッチパネルタイプの車内モニターで、リアルタイムに確認できる。

 乗用車用の「ASーCV2」と「ASーSV2」は、空気圧の監視設定範囲が900kPaまでと、キャンピングカーや商用車など高圧設定車両への使用も可能。今後大手量販店や、メーカー系ディーラーで取り扱いを開始する。

 TPMSは、米国や欧州、中国などの主要国において既に装着の義務化が進んでいる。国内においても安心・安全が、業界のキーワードとなる中、重大事故にもつながりかねない空気圧トラブルを未然に防ぐ、TPMSの認知拡大を目指す。

【お問い合わせ先】

https://airsafe.jp/

TEL:048-423-7778

京都機械工具「TRASAS for AUTO」と「e―整備」

 京都機械工具は、スマートセンシングデバイス「TRASAS(トレサス)for AUTO」シリーズの商品力強化に注力している。トルク値やタイヤ溝などの測定値を自動記録するシステムで、「トルクル」や「タイヤデプスゲージ」と「e―整備」を併用することで、点検記録簿への入力作業の省力化による作業時間の短縮や点検整備の実施状況の明示化を通じて来店客からの信頼獲得が可能になる。

 「e―整備」(iOS、Android対応)は、スマートフォンやタブレット端末などを使った点検整備記録の簡単な作成と印刷が可能だ。12カ月・24カ月定期点検や日常点検の記録を端末の画面に入力する。また、トレサスとの併用により、ホイールナット締付値をはじめタイヤ溝やブレーキパッド値などを点検記録簿に自動入力できる。手書きやパソコン入力、スキャンなどの作業が省け、人材不足の解消や労働時間の短縮につながる。使用料はタイヤ溝や日常点検は無料で、12カ月・24カ月点検の記録が月額500円となっている。

 今年4月には京都府で研究開発拠点「KTCけいはんなR&Dオフィス(仮称)」を開設し、トレサスシリーズの商品力強化に取り組む。

【お問い合わせ先】

https://ktc.co.jp/

TEL:0774-46-4159(お客様窓口)

カレント自動車「シンプルパーツ」

 輸入車事業を展開するカレント自動車(江頭大介社長、横浜市青葉区)は、輸入車の補修部品専用のオンライン見積もり・発注サービス「シンプルパーツ」を開始する。輸入車のブレーキパッドを取り扱うアウトフレン(原敦哉社長、埼玉県戸田市)と共同開発し、4月の本格稼働に向け利用登録の受付を開始した。

 メインターゲットは整備事業者や自動車販売業者とし、登録をすれば無償で利用ができる。補修部品を必要としている車両の車体番号を入力、求める部品を選択すると見積もりが依頼できる仕組み。該当品には純正・優良部品を明記するなど選びやすさも追求し、ポータルサイトの中で見積もりから発注までを完結させた。これにより輸入車部品の入手に必要な手間を大幅に省き、受発注を簡略に行えるようになる。今後、既存取引先より導入を広め、新規需要も取り込み、利用事業者の事業効率化ツールとしてアピールしていく。

 「輸入車のベストパートナー」をコンセプトに事業を展開するカレント自動車グループは、国内最大級の輸入車買取サービス「外車王」の運営をはじめ、輸入車の販売・整備・パーツ事業等を手掛けるほか、近年は整備ネットワーク・IT・旧車を電気化するコンバートEV等にも事業を拡げている。同サービスを提供する「カレントパーツサプライ」は、輸入車専用の優良社外部品の販売、欧米の自動車・有名パーツメーカーに部品を供給する工場との直接契約による卸販売を手掛ける。あらゆる中間コストを削減することで、高品質な製品を低価格で提供している。

【お問い合わせ先】

https://www.simparts.io(シンプルパーツ)

TEL:045-479-9957(カレントパーツサプライ)

 

 

 

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