東海大学は28日、熱音響機関(波動エンジン)により、自動車や工場から発生する排熱を高効率に回生するシステムを開発したと発表した。同大学工学部動力機械工学科助教の長谷川真也工学博士を中心とする研究グループが手がけた。熱音響機関は、空気の温度差や音から発生する波動でエネルギーを作り出す。パイプの中に排熱や音波を送り込み、狭い流路を持つフィルターを通す…