CVT(無段変速機)は、加減速の頻度が多い市街地走行などでは他の自動変速機(AT)を上回る燃費性能を確保しやすい。しかし、高速道路を始め、一定の速度で走行する状況は得意ではない。「一般的な自動車は市街地走行モードよりも、高速走行モードの方の燃費が良くなる。CVTの場合は、その向上率が変速機と比べ小さくなる」(アイシン・エィ・ダブリュの山口幸蔵専務…