新社長のドル・タシュカ氏

独ZFの日本法人であるゼット・エフ・ジャパン(横浜市中区)は、多田直純社長が退任し、後任に副社長のドル・タシュカ氏が8月1日付で就任したと発表した。

タシュカ氏は2020年9月、トヨタの担当キー・アカウント・エグゼクティブとして入社。その後、すべての日本の自動車メーカーを担当してきた。

今後、ZFジャパンの事業戦略の立案と実行を主導し、グローバル顧客に対する日本での顧客対応体制との連携強化を担当するほか、日本法人全体における戦略的リーダーシップを発揮することで事業開発と企業経営の方向性を連動させて、より強固で一体感のある組織体制の構築を目指す、としている。

多田氏は、米ボルグワーナーなどで要職を歴任し、CATL日本法人社長を経て、19年10月からZFジャパン社長を務めていた。