愛知県でBMW正規ディーラーが再編―。中古車販売大手のネクステージが全額出資子会社ONEモトーレン(広田靖治社長、名古屋市中区)を設立し、新たにBMW車販売に乗り出した。従来まで店舗を運営していた名鉄アオト(奥村悟社長)から事業譲渡された。全国各地で多くの輸入車正規ディーラーを経営するネクステージだが、BMWディーラーは初めて。プレミアムブランドの取扱いにより、顧客基盤の拡大や経営基盤を強化する狙い。
ONEモトーレンが手掛けるのはBMW鳴海(名古屋市緑区)、BMWプレミアムセレクション鳴海(同)、BMW尾張旭(愛知県尾張旭市)、BMWプレミアムセレクション尾張旭(同)、BMW八事(名古屋市中区)、BMWプレミアムセレクション八事(同)の各拠点。いずれも名鉄アオトから営業権、設備や什器備品、人員などを譲り受けた。
鳴海、尾張旭は3月1日から、八事は4月1日からそれぞれ営業を開始した。これにより、同社は名古屋市北東部から南部までのエリアがBMWのテリトリーになる。名鉄アオトは営業譲渡した以外の愛知、岐阜の各拠点で従来通りの経営を続ける。
ネクステージはこれまでVW、ボルボ、ジャガー・ランドローバー、アウディ、マセラティなどの輸入車を取り扱ってきた。BMWを新たに開始することで「プレミアムブランドとしてのイメージ、認知度は秀逸。クルマの基本性能や商品力が高いだけに、顧客の選択肢を広げることが可能だ」(佐々木鋭治ONEモトーレン本部長)と説明している。
今回の再編に伴い、愛知県内のBMWディーラーはONEモトーレン、名鉄アオト、ヤナセバイエルンモーターズ(落合貴社長)、モトーレン東海(木村文夫社長)、サンモトーレン(関戸秀夫社長)、モトーレン三河(山﨑宅哉社長)の体制となる。