マツダは4月11日、広島本社工場(広島市南区)と防府工場(山口県防府市)について、14~15日と5月12~13日の計4日間、昼勤の稼働を停止すると発表した。両工場の従業員約1万1000人を対象に集合研修を実施するため。取引先などにはすでに稼働計画を示しており、米トランプ政権による追加関税への対応ではないという。

2工場は現在2直体制で、影響を最小化するため夜勤の操業は続ける。

研修は、従業員の意見交換を促進したり、マネジメント体制の見直しにつなげることを目的とする。すでに間接部門約1万2000人には実施しており、稼働停止期間で工場などの部門にも展開する。