試験高炉の外観

日本製鉄は、製造時に出る二酸化炭素(CO2)量を削減した「GX(グリーン・トランスフォーメーション)スチール」を生産する試験炉などを公開した。田中茂明執行役員は「CO2の削減価値を、コストやプライスに照らし合わせていく必要がある」と語った。同社は鉄の生産時におけるCO2排出量を30年に30%削減し、50年にカーボンニュートラル(温室効果ガス排出実…