梅下隆一氏
田中浩憲氏

 マツダは15日、6月の株主総会後の取締役人事を内定したと発表した。梅下隆一常務執行役員(59)が取締役専務執行役員に、田中浩憲常務執行役員(61)が取締役監査等委員に昇格する。梅下常務は最高技術責任者(CTO)を兼務する。廣瀬一郎取締役専務執行役員兼CTO(64)と、渡部宣彦取締役監査等委員(66)は退任する。

 同日、4月1日付の組織変更も発表した。国内営業では担当部門の統合や「国内ブランドコミュニケーション部」の新設などで生産性向上を図る。顧客サービス領域では「カスタマーサービス市場部」への機能集約などで、車両の保有期間を通した顧客体験の創出を図るとしている。