ブリッド(高瀬嶺生社長、愛知県東海市)は、モータースポーツ用途や高性能車向けのシート開発で蓄積したノウハウを最大限に生かし、業界内外から高い注目を集めている。今回の東京オートサロンでは、人気アニメとのコラボレーションモデルから人間工学に基づく最新シートまで、幅広いラインナップを展示する。
目玉となるのは「エヴァンゲリオン レーシング」とのコラボモデル。高性能フルバケットシート「ジータⅣ」をベースに「EVA初号機」「EVA零号機」「EVA弍号機」をモチーフとした3種類を用意する。独創的なデザインは必見の価値がある。
同社が注力するコラボモデルは好評を博しており、限定86台で発売した「イニシャルD」モデルは即日完売。直近では「グッドスマイルレーシング」とのコラボも大きな反響を呼んでいる。
注目するべきもう一つの製品が「エルゴスター」だ。日本人の体に最適化された人間工学設計により①最適なSラインバックレストによる腰椎サポートで腰痛予防・軽減②適切なホールド性能で疲労を軽減③高張力ネットが振動を軽減し長距離運転をサポート―など健康面への利点が非常に大きい。日刊自動車新聞社主催の「用品大賞2024」に加えて、カーグッズマガジンの「カーグッズ・オブ・ザ・イヤー2024」にも選出され、その品質と信頼性が高く評価されている。
高瀬嶺生社長は「クリエイターとしてブリッド、製造業としてのブリッドをブースで体感してほしい」と力を込める。