日本損害保険協会(損保協)の城田宏明会長(東京海上日動火災保険社長)は、業界の慣習のいわゆる「テリトリー制」について今後廃止する考えを示した。旧ビッグモーター問題を受け、金融庁が保険業法等の改正を議論していた金融審議会(首相の諮問機関)の議論で、テリトリー制が事実上できなくなることになったため。その上で、損保と、複数の保険商品を取り扱う乗合代理店…