フォーミュラワン(F1)世界選手権の米ラスベガスグランプリ(GP)がこのほど開かれ、ホンダが技術支援するオラクル・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン選手が4年連続の年間王者に輝いた。

 同チームはホンダ子会社のホンダ・レーシングが供給するパワーユニット(一部コンポーネントを除く)を使用する。

 今季は序盤こそ優勢を保ったが、夏以降は苦戦が目立ち、製造者部門では他チームの後塵を拝している。フェルスタッペン選手の王者獲得に、ホンダ・レーシングの渡辺康治社長は「ピンチをチャンスに変えるタフネスさも身につけている。4連覇を誇りに思うとともに、さらなる高みを目指してサポートする」とコメントした。

 RBに所属する角田裕毅選手も9位に入賞した。今期最終戦のアブダビGPは12月8日に開かれる。ホンダは2025年までレッドブルとRBを支援する。