世界ラリー選手権(WRC)の今シーズン最終戦となる第13戦「ラリージャパン2024」が21日、開幕した。最上位クラス「ラリー1」にはトヨタ自動車をはじめ、ヒョンデやフォードが参戦する。ラリー1で唯一の日本人ドライバーであるトヨタの勝田貴元選手は2022年のラリージャパンで3位表彰台に上ったが、今大会では初優勝を目指す。
愛知県と岐阜県を舞台とするWRCは今年で3年目となる。競技期間は24日までの4日間。前年大会より9台多い44台がエントリーし、競技区間の「スペシャルステージ(SS)」と移動の「リエゾン」を含む合計1千キロメートル超をラリーマシンが駆け巡る。
トヨタは、今シーズンのポイントランキングで、マニュファクチャラーとドライバーともにヒョンデに次ぐ順位。最終戦のラリージャパンでは、マニュファクチャラーで逆転優勝を狙えるポジションにある。