スタンレー電気は、ブラジルのランプメーカー「アングストローム・エレクトリック」の株式75%を取得して子会社化すると発表した。株式譲渡は11月30日に実行する予定。スタンレーはアングストロームを活用してブラジル北部の都市マナウスに集積する二輪車メーカーへランプの拡販を目指す。今回の株式取得による2025年3月期連結業績に与える影響は軽微とする。
アングストロームの資本金は1億3339万8千ブラジルレアル(約33億3600万円)で、「テックセンター」(サンパウロ州)や生産工場(アマゾナス州)を持ち、二輪車や商用車用のランプを製造している。スタンレーは今後、既存の現地子会社とアングストロームとともに、設計から開発、生産までの一貫体制を強化していく。