輸入電動車の魅力をPRする「JAIAカーボンニュートラル促進イベントin東京」(日刊自動車新聞社共催)が15日、東京・丸の内地区で開幕した。東京駅前の行幸通りなどに電動車46台が勢ぞろいし、会場近隣を行き交うビジネスパーソンなどの注目を集めた。車両の同乗体験なども行う。初日はオープニングイベントのほか、輸入電動車の市場動向や充電インフラの拡充、整備人材の確保などをテーマにしたトークセッションも行われた。
日本自動車輸入組合(JAIA、上野金太郎理事長)は2021年からこのイベントを開いており、昨年は神戸で一般ユーザーを対象に開いた。一般ユーザーを対象にした都内での開催は今回が初めてで、車両数も過去最多だ。充電サービスや車載電池のリサイクルなどの情報を発信するコーナーも設けられた。終了時間をこれまでの午後5時から7時に延ばし、仕事帰りの会社員など、より多くの人にPRできるようにした。電動車は行幸通りのほか、丸の内ビルディングやKITTEテラスの屋外スペース、東京ビルTOKIAガレリアにも展示された。
上野理事長はオープニングセレモニーで、輸入電動車がここ数年で増えていることを引き合いに「ユーザーの選択肢は広がっている。ぜひ多くの人に見ていただきたい」と語った。
初日はあいにくの曇り空となったが、開始直後から大勢の人が会場を訪れ、スマートフォンで写真を撮る姿も多く見られた。会期は16日まで。