24年4~9月期の業績を説明する内田誠社長(7日)

日産自動車が構造改革に踏み切る。生産能力を2割削減し、全従業員の7%に当たる9千人を減らす。これらの取り組みによって固定費を3千億円減らし、中国の販売不振に加え、北米の販売奨励金(インセンティブ)上昇で悪化した業績を立て直す考えだ。「リバイバルプラン」に始まり、19年の人員削減や20年の工場閉鎖を伴う生産能力削減などリストラを繰り返してきた日産。…