出光興産と三井化学は9日、千葉地区で検討してきたエチレン装置集約による製造能力の削減に関する調査を完了し、次の段階である基本設計の策定に移行すると発表した。両社は2010年にエチレン製造の最適化に向けて「千葉ケミカル製造」を設立してエチレン装置の運営を統合した。ただ、中国などで大型石油化学装置が新増設されたことから国産エチレンの需要が低迷し、装置…