大手損害保険4社による一連の情報漏洩問題で、東京海上日動火災保険は10月1日、漏洩が確認された自動車ディーラーを含む保険代理店のうち、連絡先の分からない顧客がいる代理店66社を公表した。すでに損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険も明らかにしている。各社は代理店の了解が取れ次第、順次追加で公表していく方針だ。

大手損保4社の情報漏洩は、8月末時点で約250万件に達している。このうち、東京海上日動は384代理店で約86万件の漏洩が確認されたとしていた。今回明らかにした代理店は、その中に含まれるという。