テールランプの筐体(きょうたい)などもリサイクルしやすくしていく(イメージ)

クラレは、自動車部品として再利用でき、脱炭素化にもつながる新材料の開発を本格化する。まず、合成樹脂に貼り付けることで塗装工程を省けるフィルム材を開発、欧州自動車メーカーグループが採用を決めた。フィルムを貼り付けたまま自動車部品に再利用できることも特徴だ。一定割合で再生樹脂の使用が義務付けられる欧州を中心に新材料を今後も開発し、完成車メーカーや部品…