ウーバー・ジャパンなど3社、日本初カーシェア車両でライドシェア 都内で試験運用開始

  • 交通・物流・架装
  • 2024年9月6日

 Uber Japan(ウーバー・ジャパン、山中志郎代表)とロイヤルリムジン(金子健作社長、東京都江東区)、タイムズモビリティ(川上紀文社長、東京都品川区)は、カーシェア車両を活用したライドシェアの試験運用を、東京・有楽町で4日に開始した。日本初の取り組みで、自家用車を所有しない人にもライドシェアドライバーを務める機会を提供し、タクシー会社のドライバー採用活動を支援する。

 ライドシェア用の車両が駐車される有楽町のタイムズステーション・イトシア(東京都千代田区)で3日、報道陣向けの説明会を実施、ドライバーが実際にカーシェアを利用して営業運行に向かう様子を披露した。

 試験運用は有楽町を出発拠点に、23区と武蔵野・三鷹市を営業エリアにする。まずは2台で始めるが、取り組みが順調にいけば、将来的には台数増などを通じて数十人規模の利用を想定するという。

 ウーバーは、京都府京丹後市や石川県加賀市で、自治体とのパートナーシップによる自家用有償旅客運送(自治体ライドシェア)を展開。タクシー会社とのパートナーシップによる自家用車活用事業(日本版ライドシェア)のサービス提供もサポートしている。

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