日産自動車は、2026年度にグローバル生産拠点の平均稼働率を90%にまで引き上げる。24年3月時点では68%だったが、商品力の強化による販売拡大を進めるとともに、中国などで余剰生産能力を整理し、稼働率を高める考えだ。同時に全固体電池をはじめとした電動車の生産技術の確立や生産ラインの省人化工程の展開を急ぎ、30年度に向けてものづくりの力を磨いていく…