大手4社で8割超のシェアを握る

損害保険ジャパンの社外調査委員会(委員長=幕田英雄弁護士、元公正取引委員会委員)が14日に公表した調査報告書で、損保大手4社など9社が日本損害保険協会のシステムを通じて重要な営業情報を毎月交換していたことが分かった。情報交換は今年4月分から停止、損保協もシステムを5月末で廃止した。調査委は、この慣習を「独占禁止法違反のリスクが大きい」「業界の競争…